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ピッチングにおける左手(非投球腕)の使い方で球速が上がる?
先日試合でピッチャーをやらせて頂きました。
今年初のピッチャーでの出場でした。
ただ、全くと言っていいほどダメでした。
自分なりに色々と分析してみましたが、左手の使い方が良くないのかなと思っております。
左手の使い方でピッチングが劇的に変化すると言われているくらいなんですね。
そこで今回はピッチングにおける左手(非投球腕)に使い方について書いていきたいと思います。
目次
現在の自分のピッチングの問題点について
自分のピッチングの問題点としては、下記のような事が挙げられます。
- ボールが高めに抜ける
- 変化球がコントロールできない
- 肩と肘への疲労がハンパない
こないだの試合も周りから見ると、ボールが結構走っていると言われましたが、自分の感覚としては全くボールが走っている感覚はありません。
風が強かったせいもあって、ボールが風に流されてカットボールになっているような感覚でした。
球場のマウンドも土が柔らかくて、凄く掘れていて、風も強くて、物凄く投げにくかったです。
今年は指の怪我もあって、シーズン初めの調整が上手くいかなかった事もあって、肩・肘のコンディションもまだまだという感じですね。
指の怪我は完全に治ってはいないですが、野球のプレーには支障がないくらい治ってきました。
実際外野手としてボールを投げた時は全く問題はなく、むしろ若い時よりも投げられている感覚があります。
ただ、マウンドに上がると調子が良いという感覚が無くなり、コントロールにも苦労してしまうんですね。
やっぱり、野手と投手では全く違うなと思いましたね。
左手を上手く使う事によるメリットとは?
左手を上手く使う事でどのようなメリットがあるのでしょうか?
一般的には下記のような事がメリットとして挙げられます。
- 身体の開きを抑えてくれる
- 上半身の突っ込みを抑えてくれる
- コントロールを良くしてくれる
- 球速がアップする
- 怪我を防いでくれる
右ピッチャーで言う左手は非投球腕になり、左ピッチャーの場合は右手という事になります。
左手を上手く使う事で様々なメリットがあるというわけなんですね。
個人的にもある程度フィジカルも作ってきて、そのポテンシャルを発揮するためにも左手の使い方が重要になってくると考えております。
左手を置いておくのが今の主流
自分が小さい頃の左手の使い方は左手を巻き込みながら強く引くという事を習ってきました。
左手を巻き込みながら強く引く事によって、身体の回転を速くする事が目的という事で、それを一生懸命練習した記憶があります。
ただ、現在の左手の使い方の主流というのは、左手を身体の前に置くという事みたいですね。
下記のリンクの記事がそういった事を書いていました。
⇒和田毅の球速を13キロアップさせた、フォーム改良。「非投球腕」の使い方について
実際和田毅投手が学生時代に球速が急激にアップしたらしいですね。
非投球腕の使い方で球速が上がり、その事で大学野球で圧倒的な成績を残し、プロ野球の世界に入る事ができて、プロの世界でも大活躍していますよね。
1つのきっかけかもしれませんが、『非投球腕を置いておく』事でこれだけの事を成し遂げたので、本当に凄いですよね。
左手を置いておく事で球速が上がる!?
ある研究結果だと、踏み込み足の着地からボールをリリースするまでの左手の動きが小さいほど球速が速かったという結果が出たそうです。
また、技術的にあまり高くないピッチャーほど一塁側の方向に肩が大きく動くため、球速が低くなる事が分かったそうです。
何故球速が低くなるのかと言うと、左肩が右腕の回転の中心(支点)になっているからだそうです。
左肩が回転の中心になるので、肩が開いてしまう事で回転の中心がブレてしまい、右腕の加速に悪い影響を与えてしまうというわけなんですね。
イメージとしては、投球動作の回転の中心を脊柱軸と考えている人が多いと思います。
自分もそう思っていました。
しかし、左肩が回転動作の中心であるとイメージする事が重要だという事なんですね。
どうして肩が開くとダメなのかという事がちょっと理解できました。
左手を置いておくやり方は試す価値はある
自分としては、身体の開きを抑えられていない感じなので、やはり課題は左手の使い方だと思っております。
左手を引いて巻き込むやり方ではダメなので、置いておくやり方は試す価値はありますよね。
シャドーピッチングをやった感じだと感覚的に悪くはないですが、実際にボールを投げてみないと正直分かりません。
ただ、あまり練習する時間が無いんですよね。
毎回のキャッチボールをしっかりやっていくしかないですね。
多分、この左手の使い方が大幅な野球のパフォーマンスアップに繋がると思っています。