バッティングの時の力みを無くすために力を抜く7つの方法とは?

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ついこないだにバッティングの調子が物凄く良い4つの要因とは?をブログで書かせて頂きました。

 

 

しかし、直近の試合だけで言うと、かなり調子を落としてしまいました。

 

コンディション自体はそれほど悪くないのですが、バッティングで結果が出ていないので、モヤモヤ感があります。

 

内容的にもかなり悪いので、コンディションというよりもメカニック的な事が原因なのかなと思っております。

 

そして、原因を色々と考えていくと、7月にホームランを打ってから徐々に悪くなってきたように思います。

 

ホームランを打ってから、また打ちたいという気持ちが強過ぎて、バッティングに力みが出てきたように思います。

 

バッティングにおいて力みというのはデメリットが多いように思います。

 

そこで今回はバッティングにおいてどうして力むのが良くないのかについて書いていきたいと思います。

 

 

 

 

フルスイングをしてバットに当たらないと、よく下記のような言葉が飛び交うと思います。

 

  • 『力み過ぎだ』
  • 『リラックスして』
  • 『肩の力を抜いて』

 

ただ、このような言葉を試合で聞いたとしても、実戦する事は中々難しいですよね。

 

そもそもバッティングで力むと何がいけないのかと言うと、スイングをする時に力むと動きが遅くなってしまうんですね。

 

自分もそうですが、甘い球が来たり、狙った球が来ると、『よっしゃ狙い球が来た』を思って、ついつい力んでしまいますよね。

 

多分、多くの野球人がそうなのではないかと思います。

 

ただ、ちょっとでも力むとボールへの反応が一瞬遅れてしまうと言われております。

 

そして、スイングスピードを落ちてしまい、ヘッドも走らないんですね。

 

スイングスピードを速くしたり、ヘッドを走らせるためには、スイングをし始める時に力を抜いておく必要があるんですね。

 

普通に考えると、力を入れた方がスイングスピードが速くなりそうですよね。

 

でも、力を抜いた方がスイングスピードが速くなり、力んだ方がスイングスピードが遅くなるという感覚と実際起こっている事に乖離がありますよね。

 

 

ずっと力を抜きっぱなしが良いというわけでもない

 

力を抜くメリットはご理解頂けたかと思いますが、ずっと力を抜きっぱなしが良いというわけではないんですね。

 

力を抜きっぱなしだと、当然ながらスイングスピードもヘッドも加速されません。

 

フォロースルーも小さくなってしまうんですね。

 

さらに力を抜きっぱなしだと、球速にも負けてしまうんですね。

 

スピードボールを投げるピッチャーに対して強く打ち返す事もできなくなってしまうんですね。

 

もちろん、打球の飛距離も出ないです。

 

ではどうすれば良いのでしょうか?

 

 

バッティングにおける力の入れどころとは?

 

バッティングは力の入れっぱなしも良くないし、力を抜きっぱなしも良くないんですね。

 

それではどこで力を入れて、どこで力を抜けば良いのでしょうか?

 

一般的にバッティングにおける力を入れどころは下記の3つと言われております。

 

  • スイングをし始める時
  • インパクトの時
  • フォロースルーの時

 

インパクトの時は自然と力が入るものなので、あまり意識しなくても良いかもしれません。

 

逆にあまりインパクトを意識してしまうと、他の身体の部分が力が入って、結果として力んでしまうそうです。

 

なので、意識すべきは力の入れどころをよりも力の抜きどころなのかもしれません。

 

構えた時に力が入ってしまうと、その後のスイングに悪影響を与えてしまいます。

 

トップに入った時に上半身に力が入っているのは良くないです。

 

ただ、下半身には力を入れておく必要はあるんですね。

 

なので、構えた時に上半身の力を抜く事が非常に重要になってくるんですね。

 

しかし、力を抜くという事を心で思っていても、実際が身体が力んでしまっては意味がありません。

 

 

簡単にできる力を抜く7つの方法とは?

 

そこで簡単にできる力を抜く方法があるようで、下記の7つになります。

 

  • バットを強く握らない
  • バットを肩の上に置く
  • 身体を動かしながらスイングをする
  • 思いっ切り力を入れてから力を抜く
  • ストレッチをする
  • ボールを集中して見ないようにする
  • 呼吸の仕方を気を付ける

 

順番に説明していきたいと思います。

 

 

バットを強く握らない

 

力んでしまう選手は、下記のように思っている選手が多いと思います。

 

  • 遠くに飛ばしたい
  • 強い打球を打ちたい

 

こう思ってしまうと、無意識でバットを強く握ってしまうそうなんですね。

 

バットがボールに当たる時に最大の力を出すのが理想ですが、バットを強く握ってしまうと、逆にボールに当たる時に力が抜けてしまうそうなんですね。

 

なので、インパクトで最大の力を出したいのであれば、バットを強く握らない方が良いんですね。

 

力を抜いた状態でバットを握って振る事によって、自然とインパクトの時に力が入るという事なんですね。

 

北海道日本ハムファイターズの松本剛選手は、構えの時に右手を離して、バットを強く握らないようにしていますよね。

 

あのような形でバットを握らない方がバッティングの成果が出るという事なんでしょうね。

 

 

バットを肩の上に置く

 

最近よくメジャーリーグを見るのですが、メジャーのバッターはバットを肩の上に置いて構えている選手が多いように思います。

 

WBCで活躍したセントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手も構えの時に肩の上にバットを置いていますよね。

 

色々な理由はあると思うのですが、バッティングの時に力まないのも1つの理由だと思います。

 

  • 構えた時に強くバットを握ってしまう
  • どうしても力んでしまう

 

という事であれば、肩にバットを置く事で力みを無くす事ができるそうです。

 

バットを肩に置けば、バットを握らなくても構える事ができますよね。

 

試合の時もピッチャーが投球動作に入るまで肩にバットを置いておいて、実際に振り始める時にバットを握って振る事ができれば、力まずにスイングする事ができると思います。

 

そして、肩にバットを置くメリットとしては、レベルスイングにしやすいという事もあるみたいですね。

 

なので、構える時に力んでしまう選手、レベルスイングをしたい選手にとっては、肩にバットを置く方法はかなりアリだと思います。

 

 

身体を動かしながらスイングをする

 

身体を動かす時に下記の2つであれば、どちらが力が出るでしょうか?

 

  • 止まっている状態から動かす
  • ちょっと動きながら動かす

 

経験上は分かると思いますが、ちょっと動かしながら身体を動かした方が、力が出るんですね。

 

身体が止まっている状態だと、実際に力を出す時に余計に力を出さないといけなくなるんですね。

 

これをバッティングに置き換えます。

 

バッティングの時に完全に止まった状態から振り出すと、余計に力が入ってしまいます。

 

余計に力を必要とするから、力まないと力を出す事ができないんですね。

 

身体を小刻みに動かしたり、ゆっくり動いたりする事で身体の力が抜けていきます。

 

身体の力が抜けていると、バットを振り出す時にスムーズにバットを出す事もできるんですね。

 

 

思いっ切り力を入れてから抜く

 

人間の身体は力を入れてから抜くと、より身体の力を抜けると言われております。

 

なので、バッティングの際は、まずは5秒間バットを強く握ってから一気に力を抜きます。

 

その後に構えると、力が抜けた状態で構える事ができると思います。

 

この手法は多くの選手がやっている事なので、試してみる価値はありそうですよね。

 

 

ストレッチをする

 

ストレッチをすると、身体の力が抜けると言われております。

 

なので、上半身が力んでいるのであれば、胸や腕のストレッチをする事で、力を抜けた状態を作る事ができるんですね。

 

ストレッチには身体をリラックスさせる効果が期待できるそうです。

 

なので、ネクストバッターズサークルでバッティングの準備をする際にストレッチを取り入れる事も1つの手法を言えるでしょう。

 

 

ボールを集中して見ないようにする

 

ボールを集中して見ると、どうしても力みが出てしまいます。

 

バッティングというのは、高速で動くボールを目でしっかり捉えるためには、ピッチャーの投球腕(右ピッチャーなら右腕)の肘付近に視線を合わせるのが理想を言われております。

 

ただ、投球動作を開始する前からあまりにも一点を集中して焦点を合わせるのは良くないんですね。

 

一点を集中して焦点を合わせ続けると、力が入り過ぎてしまうんですね。

 

なので、ピッチャーやボールに集中しない方が良いです。

 

ピッチャー全体をボーッと見るようにすると、力も入りにくくなりますし、結果としてボールも見やすくなるんですね。

 

 

呼吸の仕方を気を付ける

 

息を吐くと力は抜けますし、息を止めると力が入ってしまいます。

 

バッティングをする際も鼻から吸って口から吐くようにすると、力む事なくバッティングをする事ができると思います。

 

特に緊迫した場面になると、ゆっくりとした呼吸を意識しなくなり、呼吸がしっかりできなくなるので、無意識に力みが出てきてしまうんですね。

 

特にインパクトの時に息を止めてしまうのは、あまり良くないです。

 

息を止めた方が力を入れる事ができるので、スイングスピードが速くなると思いがちですが、実際は逆なんですね。

 

息を吐いた方がスイングスピードを上がると言われております。

 

打つ瞬間に声を出す選手も多いと思いますが、声を出す事は息を吐く事になるので、力を抜けた状態で打つ事ができるんですね。

 

このような理由で声を出しているというわけなんですね。

 

 

7月にホームランを打ってから打てなくなった

 

実際打ちたいという気持ちが強過ぎると、無意識に力みが出てくると思います。

 

今思うと、自分も7月までのバッティングと8月からのバッティングは全然違うものになっていました。

 

思い付く原因としては、7月に打ったホームランだと思います。

 

そもそも自分はこれまでそんなに長打やホームランを打つタイプの選手ではありませんでした。

 

ただ、長打をホームランを打つためにトレーニングに励んで、今シーズンは明らかに長打が増えるようになりました。

 

ホームランを打つまではあまり欲を出さずにバッティングをして成果を残す事ができていました。

 

身体が勝手に動く感覚があり、ホームランを打った時も身体が勝手に動いて打てたホームランでした。

 

しかし、ホームランを打ってからは毎打席ホームランを打ちたいという欲が出てしまって、それが結果的にバッティングの力みに繋がっていたんだと思います。

 

なので、8月になってからバッティングの成績が下降線を辿っていました。

 

最初は原因がコンディションが良くないからかなと思って、ちょっと休みを多くしたり、身体をケアする時間を多くしたりしましたが、結果には繋がりませんでした。

 

コンディションが原因ではないとしたら、メカニック的な事が原因かなと思った時にバッティングの力みが原因なのかなと思ったんですね。

 

 

力まないバッティングを心掛けたい

 

バッティングの時に簡単にできる力を抜く方法はすぐにでもできそうな事なので、すぐに試したいと思います。

 

一生懸命トレーニングはしたので、自分のフィジカルを信じて、力まないバッティングを心掛けたいと思います。

 

ここ最近は打ちたい気持ちが強過ぎて、ガッチガチだったと思います。

 

とりあえずは構えの時点で、下記の事を意識していきたいと思います。

 

  • バットを強く握り過ぎない
  • 肩にバットを置く
  • 軽く小刻みに動きながら構える
  • 呼吸を意識する

 

今シーズンも終わりに近づいてきているので、来シーズンに繋げるためにも欲を出さずに成果を上げられるように頑張りたいと思います。

 

 

 

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