佐々木朗希投手が28年ぶりの完全試合を達成しました!

 

今日はこの話題を書かないわけにはいきませんよね。

 

昨日プロ野球で凄い偉業が達成されましたね。

 

千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が完全試合をしました。

 

対戦相手はオリックス・バファローズで、完全試合の他にも下記の記録も達成したんですね。

 

  • 13者連続奪三振(日本新記録)
  • 1試合19奪三振(日本記録タイ)

 

昨日は日本ハムファイターズの中継を見ていたのですが、途中ニュース速報が出たので、ウクライナの事かコロナの事で何かあったのかなと思ったら、佐々木朗希投手が完全試合を達成したという速報だったので、ビックリしましたね。

 

 

しかも、このニュースはスポーツコーナーで報じられるのはもちろんの事、一般のニュースのトップで報じていたりしていたので、それだけ凄い事を達成したんだなと思いましたね。

 

そこで今回は佐々木朗希投手が達成した完全試合について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

28年前に完全試合を達成したのは、当時読売ジャイアンツに所属していた槙原寛己さんですが、今の若い方で現役時代を見た事がある人はあまりいないでしょうね。

 

現在では主にTBSで野球解説をしていて、面白いおじさんという認識している人が多いと思います。

 

40代である私は、槙原寛己さんの現役時代は小学生の時に見ていたので、それだけ月日が経っているという事ですよね。

 

当時150キロを投げていれば、豪速球投手という扱いでしたし、140キロ後半は球の速いピッチャーという感じでしたね。

 

槙原寛己さんは、結構過去の映像でも出てくるピッチャーで、完全試合はもちろんですが、阪神タイガースのバース・掛布・岡田の伝説のバックスクリーン3連発のホームランを打たれたのも槙原寛己さんですし、現在北海道日本ハムファイターズで監督をしている新庄ビックボスが現役の時に敬遠の球を打たれたのも槙原寛己さんなんですね。

 

 

記録的なところで、結構槙原寛己さんが出てくる事が多いんですね。

 

自分の中では、当時読売ジャイアンツで桑田・槇原・斎藤の3本柱で大活躍していた事を覚えていますね。

 

 

オープン戦でも160キロをバンバン出していた

 

佐々木朗希投手に関しては、キャンプの時から凄かったですもんね。

 

オープン戦でも160キロをバンバン出していたので、仕上がりが早過ぎるだろと思いましたもんね。

 

オフシーズンも結構トレーニングをやってきたという事を言っていたので、フィジカルの強化も功を奏したという事なんでしょうね。

 

でも、佐々木朗希投手の剛速球の源泉は、股関節の柔軟性だと思いますので、柔軟性をキープしながらフィジカルを強化すれば、凄い結果を出せるという事なんでしょうね。

 

 

今で164キロが出ているので、夏場やコンディションがもっと上がってくれば、大谷翔平選手が記録した165キロも超える可能性がありますよね。

 

あとは、あの力感のないピッチングフォームが凄いですよね。

 

多分、本人の感覚的に7~8割くらいの力くらいで投げているんでしょうね。

 

全力で投げていないからこそ、コントロールも良いですし、キレも出ているんだと思います。

 

 

こんなに早く達成すると思っていなかった

 

いつかはノーヒットノーランや完全試合はやるだろうとは思っていましたが、こんなに早く達成するとは思いませんでしたね

 

昨日もフォーシームのマックスは164キロでしたし、それに加えて150キロ近いスプリットを投げられたら、そう簡単には打てないですよね。

 

さらに吉田正尚選手に投じた120キロ代のカーブも良かったですね。

 

吉田正尚選手ならフォーシームとスプリットなら対応してきそうですけど、1球目・2球目とカーブで追い込む事ができたので、この時点で佐々木朗希投手の勝ちでしたよね。

 

 

105球で完全試合を達成したのも凄いですよね。

 

一般的にはこれだけ三振を獲っていれば、200球近くになってもおかしくないですが、19奪三振なので105球で終わらせられるのが凄いですね。

 

日本の慣習的には2ストライクに追い込むと、1球外すというのが暗黙の了解な事が多いです。

 

でも、あれだけのフォームシームとスプリットがあれば、1球外すのは意味が無いですので、3球勝負や追い込んですぐ勝負という選択をしたんでしょうね。

 

 

このようなピッチングスタイルは、理想ではありますが、体現できるのは佐々木朗希投手だけでしょうね。

 

 

 

影の立役者はキャッチャーの松川虎生選手

 

でも、佐々木朗希投手が称賛されるのは当たり前なのですが、実は影の立役者はキャッチャーの松川虎生選手ですよね。

 

何が凄いって、松川虎生選手って高卒1年目のルーキーという事なんですね。

 

普通キャッチャーというポジションというのは、ある程度の経験を積まないと中々スタメンで出る事ができないので、高卒1年目の選手が試合に出る事はほとんどあり得ないんですよね。

 

 

大卒のルーキーならまだあり得そうですが、高卒のルーキーは凄いとしか言いようがないですね。

 

しかも160キロ超えのフォーシームと150キロ近いスプリットを投げる佐々木朗希投手の球をパスボールやワイドピッチもせずに捕球できるのも凄いです。

 

吉田正尚選手との対戦で、初球・2球目と松川虎生選手のサインでカーブを投げさせていたのなら、これはもう末恐ろしいキャッチャーですよね。

 

20歳のピッチャーと18歳のキャッチャーが成し遂げた偉業は、もう称賛せざるを得ないですよね。

 

 

日本でのプレーはあと3年か4年くらいか

 

佐々木朗希投手はあと何年日本でプレーできるのでしょうか?

 

順調に行けば、あと3年か4年くらいでしょうか。

 

圧倒的な成績を残し続ければ、もっと短くなりますよね。

 

佐々木朗希投手がどのくらいメジャーリーグに興味があるのかは分かりませんが、本人が望めば、フリーエージェントの前にメジャー挑戦は間違いないですよね。

 

 

フォーシームの平均球速については、メジャーリーグでもトップクラスみたいですし、スプリットも得意なので、現在の実力でも十分活躍するような気がします。

 

ただ、ボールや環境が違うので、その辺の部分で順応できるかがキーポイントになりそうですよね。

 

 

岩手県は化け物級の選手がどんどん出てくる

 

大谷翔平選手や佐々木朗希投手は岩手県出身ですが、本当に化け物級の選手がどんどん出てきますよね。

 

そして、割と共通しているのがチャラチャラしていないところでしょうか。

 

自分を持っているというか芯があるというか。

 

凄い才能を持ち合わせて、それでいて浮付いていないので、順調に育っていく感じがしますよね。

 

去年は大谷翔平選手に多くの夢を見てもらって、今年は佐々木朗希投手にも夢を見せてもらえそうなので、野球好きとしてはたまらないシーズンになりそうですよね。

 

 

佐々木朗希投手の最大の懸念はやはり怪我

 

佐々木朗希投手の最大の懸念は、やはり怪我ですよね

 

どんなに気を付けたとしても、160キロを投げれば、肩や肘に負担がかかると思いますので、その辺が心配ですよね。

 

日本人の剛速球ピッチャーはほとんどトミージョン手術をしていますし、メジャーリーグのピッチャーもかなり選手がトミージョン手術をしていますよね。

 

将来的には肘や肩を怪我するかもしれませんが、何とかトレーニングやケアや登板間隔などで回避できるようになれば良いですよね。

 

昨日のピッチングを見ていると、現役中にもう2・3回くらい完全試合をやりそうな感じですし、毎年のようなノーヒットノーランは達成しそうなので、頑張って欲しいですよね。

 

 

今年はとりあえず1年間ローテンションを守って、20勝くらいして欲しいですね。

 

これからどんな歴史を作ってくれるのか、どんな記録を作ってくれるのか、本当に楽しみしかないですよね。

 

 

 

 

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