メジャーリーグで主流の『ショートアームアクション』について

 

最近SNSを見ていて、『ショートアーム』について色々と議論がありましたね。

 

自分でもショートアームについてちょっと調べてみたんですね。

 

そうすると、最近流行りの投げ方というのが分かりました。

 

1つの考え方としては、知っておいて損はないと思いましたね。

 

 

そこで今回はメジャーリーグでも主流になっているショートアームについて書いていきたいと思います。

 

 

 

ショートアームというのは、現在メジャーリーグで主流になっている投げ方の1つだそうです。

 

正式には『ショートアームアクション』と呼ぶみたいですね。

 

投球時にテイクバックをコンパクトにしたような投げ方で、肩や肘への負担が少ない投げ方とも言われていますよね。

 

大谷翔平選手も、昨シーズンの後半戦になって、テイクバックがちょっとコンパクトになっていましたよね。

 

 

結果として、コントロールが物凄く良くなって、かなりバッターを抑えていましたよね。

 

防御率や与四死球率も飛躍的に良くなりましたよね。

 

ギアが入った時には100マイル近い球も投げていたので、球の勢いもそのままで制球力が良くなった感じでした。

 

 

肩や肘の負担が減少して怪我のリスクも低下

 

大谷翔平選手は本人の認識では昨シーズンはまだリハビリの途中という事でした。

 

その過程の中で意識していたのはハイコックポジションというものだそうです。

 

ハイコックポジションというのは、踏み出した足が地面に着地する寸前にボールを持った手が投球する腕の肘の位置よりも上にある事だそうです。

 

 

この時に体幹の加速に対して、腕の加速のタイミングの遅れがありません。

 

なので、肩や肘の負担が少なくなって、怪我のリスクが低くなるという事みたいですね。

 

つまり、体幹の加速に対して、腕が遅れて加速してしまうと、腕にストレスが掛かって怪我のリスクが大きくなるというわけなんですね。

 

特に速球派のピッチャーであれば、腕のストレスもハンパないと思いますので、余計に怪我しやすくなってしまうんですね。

 

この時にショートアームアクションであれば、ボールを持った手は自然に肘よりも高い位置(ハイコックポジション)に来ているという事なんですね。

 

 

そうすれば、体幹を加速させる時に腕へのストレスも少なくする事ができるんですね。

 

ただ、大谷翔平選手が意識的にショートアームアクションを取り入れているかはちょっと分からないですね。

 

 

多くのメジャーリーガーが取り入れている

 

実はメジャーリーガーもショートアームアクションを取り入れているようですね。

 

 

そして、日本人投手のサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手もショートアームアクションを取り入れているようですね。

 

ただ、ダルビッシュ有投手はショートアームアクションを取り入れるというか色々試していたら、自然にショートアームアクションになってしまったとの事ですね。

 

 

メジャーリーグの速球派のピッチャーはトミージョン手術をやる選手が多いんですよね。

 

リハビリの段階で肘の負担が少ない投げ方をしていたら、やはりショートアームアクションに辿り着くのでしょうか。

 

怪我防止の観点から最近のピッチャーは取り入れている選手が多いみたいですね。

 

 

怪我で短命に終わったピッチャーが数多くいる

 

日本人投手ではショートアームアクションが主流になっている感じは今のところしないですね。

 

でも、メカニズムとして知っておけば怪我のリスクは減らせるような気がします。

 

優れたピッチャーであっても、凄いパフォーマンスをした後に怪我に泣かされて、短命に終わってしまったピッチャーが数多くいます。

 

野球をやっている以上、怪我をしてしまったら終わりですもんね。

 

 

パフォーマンスを上げながら、怪我もしないのが理想になります。

 

なので、ショートアームアクションやハイコックポジションの事は今回学べて良かったと思っています。

 

怪我してから対応するのではなく、怪我する前にちゃんと予防できるようになっておきたいですよね。

 

 

ショートアームのメリット・デメリット

 

ショートアームアクションのメカニズムとしては、慣性モーメントが小さくなるので、下記のようなメリットがあるみたいですね。

 

  • 故障の予防にもなる
  • 腕を振るスピードも上げられる

 

他にも下記のような恩恵も受けられる事もあるようですね。

 

  • コントロールが良くなりやすかったりする
  • 打者のタイミングが取りにくくなったりする

 

ただ、ショートアームにもデメリットがあるみたいですね。

 

下記のような事が起こりやすくなるみたいですね。

 

  • 力みやすかったりする
  • 胸郭を張らない投げ方になりやすかったりする

 

ただ、下記のような事なども個人差がありますので、実際にどんな選手にもショートアームアクションが合うというわけではなさそうです。

 

  • 筋肉の付き方や柔軟性
  • 関節の可動域
  • 感覚の違い
  • 投げるタイミング

 

ショートアームアクションのメリットとデメリットをしっかり考慮して、自分に合うかどうかを試してみる必要はありそうですね。

 

 

ショートアームアクションは試す価値アリ

 

自分はトミージョン手術をしたわけではないですが、ここ数年肘痛に悩まされております

 

そういった事を考えると、このショートアームアクションは試してみる価値はありそうですね。

 

自分の中の勝手な解釈としては、ちょっと野手投げに近いのかなと思っております。

 

 

内野手の投げ方っぽい感じがしています。

 

今年はこのショートアームアクションを春先に試してみたいと思います。

 

感覚が良ければそのままこの投げ方で行けば良いし、しっくりこなければ止めようと思っています。

 

でも、肘が痛くても野手投げをすれば、ある程度のボールが投げられますし、肘の負担も少ない感じがしています。

 

なので、多分このショートアームアクションの投げ方は自分に合うのではと思っております。

 

まだ先になりますが、ショートアームアクションを試して合うようであれば、その時またブログで報告したいと思います。

 

 

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