最近野球関連の記事を読んでちょっと面白かったなぁというものを紹介したいと思います。
ちなみに面白かった記事はこちらです。
⇒2022年メジャーリーグ最強投手は?NYメディアが大討論「3人のうち誰を選ぶか」
FullConutさんの記事で、2022年のメジャー最強投手は誰なのか?というのは、やっていましたね。
ニューヨークの放送局SNYの特集みたいなのですが、今話題になっているそうです。
『2022年に先発投手1人を選ぶとすれば、シャーザー投手・デグロム投手・コール投手の3人のうち誰を選ぶか?』という討論会を実施したそうです。

この3人はメジャーの先発投手の中でもトップクラスのピッチャーですよね。
普段頻繁にメジャーリーグを見ない自分でも分かるくらいので、化け物級のピッチャーだと思います。
そこで今回は自分なりにこの3人のピッチャーについて色々と書いていきたいと思います。
目次
マックス・シャーザー投手について
マックス・シャーザー投手とジェイコブ・デグロム投手は今シーズンからニューヨークメッツで同じチームメイトになりましたよね。
トップクラスのピッチャーが同じチームに所属しているのが凄いとしか言いようがありません。
マックス・シャーザー投手に関して言えば、ニューヨークメッツと3年総額148億円で契約しているので、1年平均49.2億円ももらえるという事で、単年換算の年俸ではメジャー史上最高額という事なんですね。

マックス・シャーザー投手は現在37歳で、昨シーズンはナショナルズに所属していて、後半戦はドジャースに移籍しました。
トータルの成績としては、下記のような抜群の成績を残しました。
- 15勝4敗
- 防御率2.46
2010年から10年連続で2桁勝利を記録しており、サイ・ヤング賞も3回受賞している最強ピッチャーです。
日本人の記憶で新しいところで言うと、去年のメジャーリーグのオールスターの試合で、大谷翔平選手と最初対戦したピッチャーがこのマックス・シャーザー投手なんですね。
37歳の年齢でこれほどの高額の契約を獲得できるのは、やはりあまり大きな怪我しないで、コンスタントに成績を出しているからだと思います。
2020年は60試合という特殊なシーズンだったですが、他のシーズンでは、メジャー2年目からは200イニング近く投げており、2013年から2018年までは200イニングを超えてますので、まさに化け物ですよね。

昨シーズンも179回と1/3投げておりますので、ほとんど大きな怪我をせずに毎年のようにエースの働きをしているんですね。
シャーザー投手の映像を見ても、下記のような球種を駆使して、三振の山を築いていくスタイルは、本当に惚れ惚れしますよね。
- 160キロ近いフォーシーム
- キレの良いスライダー
- 鋭く落ちるチェンジアップ
あのいかにも指にかかりまくっているフォーシームは個人的には物凄く好きですよね。
ゲリット・コール投手について
マックス・シャーザー投手が単年換算でメジャー史上最高額になりましたが、それ以前の最高額だったのが、ゲリット・コール投手だったんですね。
2019年に9年総額352億3300万円という破格の契約でニューヨーク・ヤンキースと契約しているんですね。
単年換算の年俸は約39億1500万円なので、その数字はもう異次元としか言いようがないですよね。
9年という長期契約なので、後半になると年俸だけの活躍が出来るかどうか分からないですが、これくらいの契約を提示しないとゲリット・コール投手を獲得できないという事だったんでしょうね。

ゲリット・コール投手はスライダーやカーブやチェンジアップももちろん投げますが、やはり特徴と言えば160キロ超えるフォーシームだと思います。
ゲリット・コール投手の映像を見ると、だいたい160キロを超えるフォーシームで三振を取っているところが多いですよね。
奪三振率も非常に高いですし、試合終盤になっても160キロを超えるフォーシームを投げられるスタミナもあるので、まさに球界を代表するエースの1人と言っても過言ではありません。
現在はニューヨーク・ヤンキースに所属しておりますが、やっぱりゲリット・コール投手はヒューストン・アストロズのイメージが強いですね。
当時のヒューストン・アストロズは他にも良い先発ピッチャーがいましたが、ゲリット・コール投手がこのチームのエースだなという活躍をしていましたよね。
2017年から3年間は200イニングを超えておりますし、昨シーズンも181回と1/3投げておりますので、やはりエースの働きという感じですね。
ただ、ヒューストン・アストロズ時代のような圧倒的感が薄れた感じもありますので、その辺がニューヨーク・ヤンキースファンは許してくれるかも見物ですよね。

ジェイコブ・デグロム投手について
最後にジェイコブ・デグロム投手ですが、個人的にはジェイコブ・デグロム投手が1番好きです。
あの細身の身体から160キロのフォーシームと150キロくらいのカットボールだか高速スライダーだか分からない球を駆使して、投げるスタイルは本当に見ていて楽しいですよね。

コントロールも抜群なので、あの速い球をコースにしっかり投げられたら、バッターは打つ手なしだと思います。
チームの援護がほとんど無いので、勝利数自体が少ないですが、ピッチャー個人としての成績は抜群なので、普段なら20勝近く勝たないとサイ・ヤング賞は獲れないのですが、2018年は10勝、2019年は11勝でサイ・ヤング賞を獲得しております。
元々メジャーリーグは勝利数をそこまで重きに置いていないので、ジェイコブ・デグロム投手の勝利数でもサイ・ヤング賞を獲れたのだと思います。
2018年に関しては、あの化け物揃いのメジャーの強打者相手に防御率1.70という驚異的な成績を残しています。
これだけピッチャーの能力が高いのに、どうして援護が無いのかは本当に不思議なんですよね。
ただ、ここ数年はちょっと怪我に泣かされているシーズンが多いので、怪我さえしなければ毎年のようにジェイコブ・デグロム投手がサイ・ヤング賞を獲得していると思います。

昨シーズンも途中まで防御率0点台だったのですが、途中怪我をしてシーズン終了してしまいましたよね。
ジェイコブ・デグロム投手は健康な身体でシーズンを終わらせられれば、間違いなく物凄い成績を残せると思います。
怪我が無ければ最強投手はデグロム投手
完全に個人的な意見になりますが、メジャー最強投手は怪我がなければジェイコブ・デグロム投手、総合的にはマックス・シャーザー投手という感じでしょうか。
健康体のジェイコブ・デグロム投手はもう手が付けられない感じだと思います。
バッターもバットに当たれば、儲けものくらいに思っているのではないでしょうか。
それくらい打たれない感じですよね。
なので、怪我無くシーズンを全うできれば、メジャー最強投手はジェイコブ・デグロム投手だと思います。

でも、メジャーリーグはシーズンが長いので、どうしても怪我が付き物になってしまいますよね。
そう思うと、怪我が少ないマックス・シャーザー投手も注目せざるを得ないですよね。
ただ、マックス・シャーザー投手も年齢が高いというネックもあるんですよね。
ゲリット・コール投手も良い投手ではありますが、ちょっと以前の圧倒的な感じがちょっと鳴りを潜めているような感じなんですよね。
ヒューストン・アストロズ時代の投球ができれば、年齢もこの3人の中では1番若いので、当然ながらメジャー最強投手の候補になりますよね。

日本人投手の活躍も見逃せない
このような考察は、野球好きとしては話は尽きないですし、楽しいですよね。
メジャーリーグは次から次へとスーパースターが出てくるので、この3人以外で物凄い成績を残す全く無名の若い選手が出てくるような気がしています。
それはそれで楽しいですし、上記の3人が期待通りの成績を出すのも、楽しいですよね。
どの選手もお互いを高め合って、より良いパフォーマンスを出してくれる事を期待しています。
もちろん、日本人である以上、日本人投手の活躍も見逃せません。
投手だけで言えば、ダルビッシュ投手が怪我無く健康体でシーズンを全うすれば、メジャー最強投手の候補に挙がってくる事は間違いありません。

大谷翔平選手も今年はトミージョン手術をして、ようやくリミッターを外して投げられるシーズンになりますので、期待が膨らみます。
いずれにしても、メジャーリーグの開幕が待ち遠しいですよね。