普段野球やトレーニングで良い情報が無いかと思って、いつもインターネットで色々と調べています。
下記の事など、野球に繋がるような事はなるべく情報として吸収したいと思っています。
- ピッチング
- バッティング
- トレーニング
そんな中でちょっと面白そうな記事がありました。
その記事は下記のリンクになります。
⇒地味な投手が150キロ豪腕に変身…「魔改造」の倉野信次とほかのコーチとの決定的違い
なんか色々と参考になるような事がたくさん書いてあって、非常に面白かったですね。

そこで今回はこの記事について書きたいと思います。
目次
『魔改造』の倉野信次と呼ばれている
福岡ソフトバンクホークスの倉野信次コーチをご存じでしょうか?
自分も倉野信次コーチの事はそんなに知りませんでした。
その倉野信次コーチですが、『魔改造』の倉野信次と呼ばれているそうです。
ピッチングコーチとして、地味な投手を次から次へと剛腕に変身させている手腕から、『魔改造』と呼ばれているみたいです。
確かに福岡ソフトバンクホークスの投手陣は150キロを超えるの速球を投げるピッチャーが毎年のように現れているイメージがありますよね。

そして、何故かドラフト上位の投手より下位の投手や育成の投手が大成しているようなイメージもあります。
その最たるピッチャーが千賀滉大投手ですよね。
千賀滉大投手は育成の4位から日本を代表するピッチャーに成長しましたよね。
当然、素質はあったんでしょうけど、まさかここまで凄いピッチャーになるというのは、入団の時は誰も思わなかったのではないでしょうか。
その後も数々の剛腕投手の出現については、やはり倉野信次コーチの手腕があったのは間違いないですよね。
倉野信次コーチの簡単な経歴について
そもそも倉野信次コーチというのは、どのような方なのでしょうか?
1996年にドラフト4位で福岡ダイエーホークスに入団しており、先発や中継ぎで活躍した後、2007年に引退しました。
ちなみに福岡ダイエーホークスは福岡ソフトバンクホークスの前のチーム名になります。
40代の自分としては、結構お馴染みの名前ですね。

2009年に二軍コーチ補佐を、2011年から三軍投手コーチを経て、2019年に一軍投手コーチをやっております。
フィジカルを鍛えると球速は一定程度伸びる
この記事で特に印象的なのが、下半身と体幹を徹底的に鍛えさせるというところですね。
ピッチャーのパフォーマンスは、身体を鍛える事で一定以上は必ず上がるものらしいです。
なので、まずは下半身と体幹を徹底的に鍛えさせているみたいなんですね。

速い球を投げるために腕を強く振らなければなりませんが、そのためには下半身の安定感が非常に重要になってくるそうです。
不安定な足場だと、強く腕を振る事ができないのと同じで、下半身が弱いと速い球を投げる事ができないんですね
下半身の安定感と共に、下半身と上半身を繋ぐ体幹を鍛える必要性も言っていますね。
下半身の力をしっかり上半身に伝えるためには体幹を鍛えなければなりません。
このような基本的なフィジカルを鍛える事で、球速は一定程度必ず伸びるそうですね。
自分が思い描いている考え方にも近い
この考え方を聞いた時に、やはりフィジカルを鍛える事は野球のパフォーマンスアップに繋がるんだなと再認識しましたね。
もちろん、プロ野球選手と素人の草野球選手とでは、野球の才能が全く違うので、一概には言えない部分もあると思います。
150キロの球が投げられなくても、130キロや140キロくらいの球は頑張ればできるんじゃないかという気持ちにはなりますよね。

闇雲にフィジカルを鍛えれば、良いというわけではないと思います。
でも、自分が思い描いている考え方にも近いような感じですので、この記事を見た時は本当に夢中で読んでいましたね。
投球フォームの指導などもほとんどしない
プロに入るような選手であれば、元々の才能にプラスでしっかりとフィジカルを鍛える事ができれば、150キロを超える球を投げる可能性は高いですよね。
しかも、フィジカルがしっかりするまで、投球フォームの指導などもしないそうです。
アマチュア時代にマックス150キロを超えるような球を投げていたのに、プロになると140キロになってしまう選手って意外にいますよね。
どうして、そうなってしまうのかと言うと、プロの世界に入ると、たくさんのコーチやOBがいるので、色々と指導や口を出してしまうからだそうです。
フォームを修正して、パフォーマンスが上がらなくても、元に戻せば良いと思うかもしれません。
しかし、自分の投げ方自体を忘れてしまって、元に戻す事ができなくなってしまうそうです。
でも、そうですよね。
いちいち腕の上げ方やステップの仕方を考えて、投げているわけではないですもんね。

長所を伸ばすようなアドバイスをしている
倉田信次コーチは一定期間はフォームについては見守ってくれと周りの人達にも言っていたそうですね。
元々、アマチュアの時のパフォーマンスでプロの世界に入ってきたので、プロに入って色々言われたとしたら、たまったものではないですよね。

しかも、それでパフォーマンスが上がれば良いですが、上がらなければ本来であれば責任問題ですよね。
短所を改善するのではなく、長所を伸ばすようなアドバイスをしているみたいですね。
なので、選手はやりやすいですし、自分のポテンシャルを十分を発揮できる環境になっていますよね。
この倉野信次コーチがいるから、毎年のように剛腕ピッチャーが出てくるんだなと改めて思いましたね。

自分のやっている方向性は間違っていなかった
プロ野球のコーチなので、全部が草野球に置き換える事ができないかもしれませんが、色々とヒントがあるような気がしました。
やはり、フィジカルが根底にあって、スキルやパフォーマンスに繋がるという事が再認識できた事は非常にプラスアルファになりましたね。
自分のやっている方向性はそれほど間違っていなかったという事ですね。
そもそも、草野球の場合は練習する時間や場所はほとんどないので、必然的にトレーニングの比重は多くなります。
そのトレーニングをやるかやらないかによって、野球のパフォーマンスも変わってくると思いますので、自分としては「やるっきゃない」という感じですね。

今後も面白そうな記事があれば、またご紹介させて頂ければと思います。