アルギニンを摂取すると健康に良いという事はお分かり頂けたと思いますが、どのように身体に良い影響を与えてくれるのでしょうか?
いくつか身体に良い影響を与えてくれるのですが、その中の1つとして、成長ホルモンの分泌に関係しているんですね。

成長ホルモンというのは、成長期の時にたくさん分泌されると言われております。
アルギニンと成長ホルモンにはどのような関係があるのでしょうか?
そして、成長ホルモンが分泌される事で、どのようなメリットがあるのでしょうか?
そこで今回はアルギニンと成長ホルモンの分泌の関係性について書いていきたいと思います。
目次
摂取すると成長ホルモンの分泌を促進させる
アルギニンには成長ホルモンの分泌という作用があると言われております。
成長ホルモンというのは、身体の成長に深く関わっているホルモンで、成長期にはたくさん身体の中で分泌されているホルモンというわけなんですね。

この成長ホルモンは、成長期を過ぎてしまったら全く分泌されないという事ではないんですね。
成長期が過ぎても分泌量は少なくなりますが、多少は分泌されているんですね。
しかし、成長ホルモンの分泌量が少なくなってしまうと、老化が早まってくると言われているんですね。
年齢を重ねると、どうしても避けて通れないのが老化です。
アルギニンを摂取する事によって、成長ホルモンの分泌をサポートしてくれるというわけなんですね。

つまり、アルギニンには老化を防止する効果が期待されているんですね。
成長ホルモンが分泌されないとどうなる?
成長ホルモンがちゃんと分泌されていないと、筋肉や骨に影響を出てしまう事になるみたいです。
年齢を重ねると、成長ホルモンの分泌量自体が減ってしまうそうです。
そして、身体にも様々な症状が出てくるみたいで、下記のような事になるみたいなんですね。
- コレステロールが増える
- 心筋梗塞や狭心症のリスクが増える
- 糖尿病になりやすくなる
- 内臓脂肪が増えて肥満になりやすくなる
- 骨が弱くなる
- 筋肉量が減って疲れやすくなる
- 皮膚がカサカサしてうすくなる
そんな身体の成長に関する症状を出さないようにするために、成長ホルモンの分泌を正常に戻す必要が出てくるというわけなんですね。
その分泌を促進させてくれるのが『アルギニン』という事になるんですね。
アルギニンによって成長ホルモンの分泌が促進されると、老化のスピードが緩やかになったり、筋肉や骨にも良い影響を与えてくれるんですね。

分泌されれば良いというわけではない
とは言っても、成長ホルモンというのは分泌されればされるほど良いというものではないんですね。
あまりにも成長ホルモンが分泌され過ぎてしまうと、身体の中が正常になるどころか病気になってしまう可能性すら出てきてしまうんですね。

結果として、末端肥大症という手や足が大きくなってしまうという病気になってしまう事もあるんですね。
ただ、アルギニンの摂取が末端肥大症の直接的な原因になるわけではありません。
末端肥大症になってしまうと怖い事になってしまいますが、アルギニンというのはほとんどサプリメントで摂取する事が多いと思いますので、用法用量をしっかり守って管理しながら摂取するようにすれば、そこまで心配する必要もないと思います。
たくさん成長ホルモンを分泌されたいからと言って、上限以上のアルギニンを摂取しないように注意して下さいね。
たくさんアルギニンを摂取したからと言って、期待できる効果がすぐに出てきたりという事は一切ありませんし、逆に健康を害する可能性の方が高いので、過剰摂取は止めた方が良いと思います。

ただし、アルギニンを適量を摂取している分には、様々な身体の調子を取り戻して行く事になるでしょうから、しっかりと管理して摂取するようにしましょう。
成長ホルモンの分泌促進は女性にも有難いもの
成長ホルモンというのは、老化のスピードを緩めてくれる効果が期待できるものではありますが、実はそれだけではないんですね。
特に美容に対しての効果というのは期待できるという事で、女性には有難いものと言えるでしょう。
成長ホルモンには身体の様々な組織を修復してくれたり、再生してくれたりという働きがあると言われており、美肌やアンチエイジング・シミやシワの防止なども役立ってくれるんですね。

もちろん、アルギニンを摂取してすぐに効果を実感できるものではありませんが、継続的に必要量を摂取する事で、このような女性にも有難い効果が期待できるというわけなんですね。
男性にだけ恩恵があるようなイメージがあるアルギニンですが、女性にも様々な有難い効果が期待できるという事で、男女問わず積極的に摂取して欲しい成分の1つというわけなんですね。
そして、不妊にも効果が期待できると言われているので、ご夫婦2人で摂取する事もオススメなんですね。