アルギニンを摂取する事で、健康に良いという事はほとんどの方がご存じかと思います。
サプリメントや飲料などにもアルギニンが配合されている商品はたくさんありますよね。
そして、アルギニン自体は天然成分になりますので、食事からでも摂取する事が可能です。
ただ、『アルギニン』という名前が付いている商品であれば、全て健康に良いものなのでしょうか?
実はそういうわけでもなさそうなんですね。
アルギニンの中にもいくつか種類があって、摂取すると副作用が強いものもあるんですね。
そのような事もある程度知っておいた上でアルギニンの商品を購入する必要があるんですね。

そこで今回はアルギニンを摂取するためにはどうすれば良いのかについて書いていきたいと思います。
目次
副作用を出さない摂取量の基準がある
臨床データの多くを確認してみると、アルギニンというのは効果が現れてくるのに時間がかかるため、ある程度長期間摂取し続けなければならないんですね。
しかし、懸念されるのがその副作用だと思います。
副作用という事は、大なり小なり健康を害する事を意味します。
健康のためにアルギニンを摂取しているのに、アルギニンの副作用で健康を害してしまっては意味がありません。
臨床データの結果では、副作用を出さないようなアルギニンの摂取量という基準があるみたいで、一般的には1日15g~21gくらいとされているそうです。

これは大人の数字になりますので、お子さんの場合は体重×0.4gを目安にして頂けたらと思います。
言うまでもなく、この数字というのは身体の安全面を考慮した上での数字になるみたいですね。
この数値を超えないように摂取する事がアルギニンを安全に摂取するという事に繋がると思います。
どんなに身体に良い成分と言われているものでも、用法用量を守って摂取しないと、健康を害してしまうという事なんですね。

アルカリ性が強い成分のものも含まれている
アルギニンの種類によっては安全性を無視しているような製品もあるんですね。
このようなアルギニンの製品の中には、アルカリ性が強い成分のものも含まれているとの事です。
アルカリ性が強いと、やはり危険と言わざるを得ません。
この種類のアルギニンを摂取した場合、1日1gを超える量を摂取するだけで胃や食道に炎症を起こすなど、消化器官への影響が出てくるようになります。
この種類のアルギニンの場合は、摂取量を増やせば増やすほど身体に及ぼす影響も激しくなってきてしまいますので、購入する際には充分に注意する必要があるんですね。

このような商品を購入してしまうと、継続的なアルギニンの摂取も難しくなってしまいます。
そもそもこのようなアルギニンが配合されている商品は、口コミなどでもそれなりの評価を受けていると思いますので、その辺もチェックしておくと良いですね。
アルギニングルタミン酸塩はダメ
その他にもアルギニングルタミン酸塩という成分を原料に使っているものもあります。
この場合も下記のような症状が出てくる場合もありますので、気を付ける必要があります。
- だるさ
- 頭痛
- 吐き気
アルギニンを安全に摂取していただくためには、アルカリ性を中和できるようにクエン酸などの酸で中和させているサプリメントを使用するなど、身体に影響が出ないようなアルギニンサプリメントを慎重に選んで飲んで頂ければと思います。

しかし、このような身体に悪影響を与えるようなアルギニンを使用している商品は無理して購入しないという選択があっても良いかと思います。
他にも安全性が高いアルギニンもありますし、もっと言えば食材からでも摂取できるものでもありますので、様々な副作用の症状を出てくる危険性があるアルギニンはあまりオススメできません。
原材料のところにアルギニングルタミン酸塩を使っていると分かったのであれば、購入しない方が良いと思います。
アルギニンにも安全ではないものがある
効果を期待して過剰にアルギニンを摂取しても、あまり良い事はありません。
副作用が出てしまう事もあります。
そもそも、どうしてアルギニンを摂取しようと思ったのかを思い出す必要がありますよね。
ほとんど人がそうだと思いますが、健康になるためにアルギニンを摂取するという事を決めたと思います。
アルギニンを摂取して健康を害しているのであれば、本当に意味が無い行動になってしまいます。
毎日のように摂取するものになりますので、アルギニンにも安全なもの、そうでないものがあるという事も知っておくと良いですね。
日本国内で製造されている商品に副作用が強いアルギニンを使用しているところはほとんどないかと思いますので、安心して摂取できるでしょう。

海外のものはやはり注意が必要になってきますね。
アルギニンを安全に摂取するために必要な情報だと思いますので、是非参考にしてみて下さい。