大谷翔平選手が満票でアメリカンリーグMVPを獲得!

 

今日は『あの』発表という事で非常に胸が熱くなりましたね。

 

大谷翔平選手がアメリカンリーグMVPを獲得しました。

 

しかも満票での受賞という事で、本当に凄いなと思いました。

 

自分はMVPの速報が出てきたら、何故か涙が出てきました。

 

 

凄いというのを通り越すと涙が出てくるんですね。

 

MVPを獲得するのは分かってはいましたが、いざ本当に獲得という事になると、本当に何とも言えない感情になりましたね。

 

ただ、受賞した本人は至って冷静でしたよね。

 

一喜一憂しないんですね。

 

大谷翔平選手本人はもう来シーズンに向けて、気持ちが切り替わっているんでしょうけど、冷静に嬉しさを表現していましたね。

 

特にお祝いもしないみたいですが、ご自宅にお母さんも来ているみたいなので、ささやかながらのお祝いをして欲しいですね。

 

そこで今回は大谷翔平選手のMVP受賞について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

満票でのMVP獲得という事で、投票した記者の皆さんは大谷翔平選手がやった事の凄さを分かっていたという事ですよね。

 

打撃だけで見れば、ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア選手の方が上でしたね。

 

しかし、守備という面を見ると、大谷翔平選手はピッチャーをやっているので、その分ポイントは高いですよね。

 

メジャーリーグは様々なデータを駆使して、選手の凄さを表現しています。

 

その数値でも大谷翔平選手はずば抜けているみたいですもんね。

 

成績の数値が優れているのはもちろんなんですが、下記の事も大きいですよね。

 

  • 野球の常識を打ち破った
  • 野球にあまり興味が無い人にも野球の面白さを知ってもらった

 

野球はよく分からないけど、大谷翔平選手の結果は気になるという人は確実に増えたと思います。

 

大谷翔平選手を見て、自分もメジャーリーガーになりたいという子供が増えたのではないでしょうか。

 

 

満票でのMVPを獲得した事によって、スーパースターの地位を確固たるものにしましたよね。

 

 

投手と野手は別の競技と思うくらい違う

 

野球経験者の自分としては、数字に表れない部分が大谷翔平選手の凄さだと思っています。

 

野球をやっている人であれば、誰もが分かるものだと思います。

 

野球にはポジションが9つありますが、正直ピッチャーというのは他の野手とは全く違う別の競技でないかと思うくらい違うんですね。

 

 

基本的にはピッチャー陣と野手陣は違うグループで練習しています。

 

指名打者制であれば、ピッチャーがバッティング練習をする事も無いので、ほとんど接点がないくらいなんですね。

 

キャッチボールも別々ですし、野手がみんなで練習している間もピッチャー陣だけでトレーニングをしていたりなど、同じ野球でもピッチャーは本当に違うポジションなんですね。

 

今は分かりませんが、めちゃくちゃ走らされますし、常にキツイトレーニングをしているイメージです。

 

 

ピッチャーはそもそも毎日試合に出られない

 

野手は毎日のように試合に出場しますが、ピッチャーはそもそも毎日試合に出られません

 

何故なら身体への負担がハンパないからです。

 

先発ピッチャーであれば、1試合に100球くらい投げます。

 

当然次の日は身体が筋肉痛でバキバキになると思います。

 

中継ぎのピッチャーでも多くて162試合中60~70試合くらいです。

 

 

メジャーリーグのピッチャーはチームの主力ピッチャー5人を順繰りローテーションさせて登板させるのが一般的です。

 

大谷翔平選手の所属チームであるロサンゼルス・エンゼルスは6人で回していたようですね。

 

それでもピッチャーというのは身体への負担が凄いので、試合に出ない日はしっかりと疲れを取って、次の登板日までにコンディションを整えなければならないんですね。

 

多分登板日の次の日か次の次の日は、本当に完全オフくらいにして、疲れを取る事に集中するはずなんですよね。

 

本来次の登板日までコンディションを整えるところを試合に出て、指名打者として試合に出場してホームランを打っているという事があり得ないんですよね。

 

 

そして、普通のピッチャーのようにコンディションが整えられていないのに、ピッチャーとして160キロを投げて三振もバンバン取ってしまって、チームのエースになっているという事があり得ないんですよね。

 

 

 

一番身体を酷使した人が怪我をしなかった

 

シーズンを通して、多くの怪我人が出ます。

 

それはみんなピッチャーならピッチャーだけ野手なら野手だけやっている選手であっても怪我をしてしまうんですね。

 

本来はそれくらいメジャーリーグの162試合をこなす事は過酷な事なんですね。

 

今年であれば、下記のピッチャーも怪我で離脱してしまいましたよね。

 

  • ダルビッシュ有投手
  • 前田健太投手
  • 澤村拓一投手

 

野手でも、チームの同僚でメジャーリーグのスーパースターであるマイク・トラウト選手も怪我をしてしまいました。

 

ていうかエンゼルスの主力の野手はほとんど怪我をしました。

 

そんな中、下記のような活躍をしているのに、シーズン怪我をする事なく完走した事が本当にあり得ないんですね。

 

  • ピッチャーとしてエース級の活躍をしている
  • 指名打者として46本ホームランを打っている
  • 盗塁もガンガンしている
  • チームの勝利に導くような走塁もしている

 

誰よりも身体を酷使した人が怪我をせずにシーズンを完走したので、他の選手ももうちょっと頑張ってくれよと思ってしまいますよね。

 

 

今年と同程度の成績でもMVPは間違いない

 

下記のような事は実際にプレイしていたメジャーリーガーが一番分かっているような気がします。

 

  • ピッチャーというポジションの過酷さ
  • 過酷な状態での指名打者としての結果
  • 過酷な状態でのピッチャーとしての結果
  • 過酷な状態が続いていたのに怪我をせずにシーズンを完走

 

本当にどうやってコンディションやフィジカルを保っていたか、本人に聞いてみたいですよね。

 

 

下記のような事なども聞いてみたいですよね。

 

  • 今シーズンの疲れなどは残っていないのか?
  • オフシーズンはどのようなトレーニングをやるのか?

 

本人として、今年の成績が二刀流としての基準になるような事を言っていたので、今年を超える成績を残す自信もあるんでしょうね。

 

仮に今年と同程度の成績であっても、MVPは間違いないと思います。

 

なので、大谷翔平選手は怪我をしなければ、毎年のようにMVPを獲ってしまうような気がします。

 

これまでは野手と投手という2つのカテゴリーしかありませんでした。

 

でも、大谷翔平選手の出現によって、野手・投手・二刀流という新しいカテゴリーができました。

 

二刀流の選手が増えてくれば、また新しい野球というものが見れますので、さらに野球が面白いものになりそうですよね。

 

 

そうなれば、年間最終優秀投手賞であるサイヤング賞みたく、1年間で最も活躍した二刀流選手に贈られる『大谷翔平賞』みたいなものもできそうですよね。

 

 

 

 

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