広島東洋カープの鈴木誠也選手がメジャーリーグに挑戦しますね。
現在日本人選手の中ではトップレベルの選手なので、メジャー挑戦は納得と言えば納得ですよね。
リーグ3連覇にも貢献しましたし、走攻守揃っている選手ですし、ホームランも打てますし、大谷翔平選手も日本では頭1つ抜けている選手と言っていましたね。

年齢もまだ27歳で、大谷翔平選手と同い年なんですよね。
まだこれから全盛期を迎える選手だと思いますので、メジャーでの活躍も期待できますよね。
まだFA権を取得していないので、ポスティングシステムでのメジャー挑戦になります。
そこで今回は鈴木誠也選手のメジャー挑戦とポスティングシステムについて書いていきたいと思います。
目次
ポスティングシステムって一体何?
そもそもポスティングシステムって一体何なのでしょうか?
何となくは分かりますが、改めて言葉にすると、よく分からないと思ったので、ちょっと調べてみました。
ポスティングシステムというのは、FA権を持たない選手が海外への移籍を希望した時に、所属球団が行使するシステムの事を言うそうです。
そして、海外移籍を希望している選手については、海外の獲得の意思がある球団が競争入札する事で落札する事ができるんですね。
つまり、選手と所属球団が話し合って、球団からOKをもらえなければ、ポスティングシステムは利用できないというわけなんですね。

現在メジャーリーグの球団に所属している下記の3選手は、日本では北海道日本ハムファイターズに所属していましたね。
- ダルビッシュ有投手
- 大谷翔平選手
- 有原航平投手
北海道日本ハムファイターズは割とポスティングシステムを認めてくれる球団かと思います。
広島東洋カープも前田健太投手をポスティングシステムでメジャー挑戦をさせています。
なので、割とメジャー挑戦しやすい環境はあるのかもしれません。
福岡ソフトバンクホークスなどは今のところ絶対にポスティングシステムでの移籍は認めない感じですよね。
なので、メジャー挑戦したい場合はFAで行くしかなさそうですよね。
2012年までは落札額の上限が無かった
現在は落札額上限が2,000万ドルになっていますが、2012年までは上限が無かったんですよね。
たしか、下記の2人のピッチャーがメジャー挑戦した時は上限が無かったので、2人とも5,000万ドルを超えていましたね。
- 松坂大輔投手
- ダルビッシュ有投手
このお金は日本での所属チームに入るお金なので、下記の2チームは嬉しい移籍ですよね。
- 埼玉西武ライオンズ
- 北海道日本ハムファイターズ
ただ、こうなると、お金持ちの球団しか手を上げる事ができなくなるので、上限金額が設定されたんですね。
現在東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手がメジャー挑戦をした時は、上限金額が決まっていたので、2000万ドルでの移籍になりました。
その分、選手の年俸にプラスされたのか、凄い金額での移籍になりましたよね。
東北楽天ゴールデンイーグルスが日本一になって、個人でも24勝0敗という前人未到の記録を作ったので、凄い年俸になりましたよね。

今回の鈴木誠也選手も落札上限は2000万ドルになりますので、どのような球団が手を上げるか見物ですよね。
球団やファンを認めさせる必要がある
ポスティングシステムでの移籍を認められるには、それなりの成績を残す必要があると思います。
そもそも、ポスティングシステムは球団の権利です。
なので、球団がその選手にOKを出さなければ、メジャー挑戦が出来ないという事なんですね。
活躍すれば、年俸はどんどん上がっていきますし、FAでタダで移籍されるよりはポスティングで譲渡金をもらった方が球団としても有難い面があると思います。

選手の立場としても、何とか優勝してチームに貢献して恩を返してから移籍したいと思うはずです。
コイツはメジャー移籍しても大丈夫という事を球団やファンにも認めさせる必要はあると思います。
そして、メジャーの球団に手を上げてもらう必要もありますので、活躍していない選手がいくらポスティングシステムを利用しても移籍は叶わないという事になってしまいます。
そういった意味では鈴木誠也選手はメジャー挑戦しても問題ないような成績を残していると思います。
しっかりレギュラーとして活躍してほしい
メジャーリーグに移籍した野手としては、筒香嘉智選手が後半戦活躍しましたが、それほどの活躍している選手はいないのが現状です。
ピッチャーの方も今シーズンは不本意なシーズンを過ごした選手が多かったように思います。
大谷翔平選手1人だけが異次元の成績でしたが・・・。

鈴木誠也選手は現在の日本人最高峰の選手として、しっかりとレギュラーとして活躍してほしいですよね。
大谷翔平選手とは同い年という事で、一緒にメジャーリーグで大暴れをして姿を見たいものですよね。
これを機に次世代のスターが現れて欲しい
日本のプロ野球は、鈴木誠也選手がいなくなるという事でちょっと寂しいですが、次のスーパースター候補がまた出てきて欲しいですね。
広島東洋カープとしては、絶対的なレギュラーがいなくなるので、戦力ダウンは否めません。
しかし、若手の選手はレギュラーの枠が1つ空くので、チャンスですよね。
このチャンスを掴む事によって、次世代のスターが現れるという事にもなりますので、是非頑張って欲しいものですね。
新しい選手が出てくる事は野球好きとしては、本当に大歓迎ですね。

鈴木誠也選手にも頑張ってもらって、新しい選手も出てきてもらって、より良いプレーをどんどん見せてもらう事を個人的には期待しております。