ここ数日大谷翔平選手のトレード話が盛り上がっていましたね。
結果的にトレードは成立せずにロサンゼルス・エンゼルスに残留という形になりました。
ただ、主力の選手が移籍していってしまったので、今シーズンのチーム成績は厳しいものになりそうです。
ただでさえ、大谷翔平選手1人の負担が大きかったのに、主力も放出してしまったので、怪我も心配ですが、モチベーションが続くかが心配ですね。

そこで今回は大谷翔平選手のエンゼルス残留した事について書いていきたいと思います。
目次
チームのエースとして十分な成績を残している
今シーズンの大谷翔平選手の成績は、バッティングは去年に比べると物足りなさを感じますね。
ただ、ピッチングの方はチームのエースとして十分な成績を残していますよね。
中5日ながら奪三振率は両リーグトップで、奪三振数でもリーグ4位という成績を残しています。
防御率も2点台ですし、リーグ屈指のピッチャーである事は証明されていますよね。
チームの成績が良ければ勝利数も付いてくると思いますが、いかんせんチームの状態は最悪の状態なので、どうしても勝てない事が多いですよね。

多分、チーム状況が良ければ、とっくに二桁勝利をしていると思います。
今シーズンはもうチームとしては終了
前半戦は非常に調子が良くて、首位を走っている時期もありましたよね。
でも、主力の怪我が続くようになり、14連敗を記録して、監督が解任されて、そこからチームは低迷を続けていますよね。
高額年俸の選手であるアンソニー・レンドン選手とマイク・トラウト選手が戦線を離脱して、去年と同じように大谷翔平選手が孤軍奮闘するという状況になってしまいましたね。

しかも、ファイヤーセールで主力3人をトレードに出してしまったので、今シーズンはもうチームとしては終了という事になりましたね。
トレードで取った若手の選手が来シーズンどれくらいやれるのか、オフの補強でどんな選手が取れるのか、今の選手がどれくらい健康でいられるかがカギになりそうですね。
個人的にはトレードして欲しかった
個人的には大谷翔平選手にはトレードして欲しかったですね。
もう大谷翔平選手レベルまで行くと、周りの選手がある程度のレベルでないと、自分の成績アップに繋がらないですもんね。
昨シーズン後半も申告敬遠が多かったですし、打てる選手が大谷翔平選手だけだから、ギリギリを攻めてフォアボールでもいいやという感じだと、打てるバッターも打てないですからね。

あえてストライクで勝負する必要がないですもんね。
ピッチングに関しても、大谷翔平選手がピッチャーなのに投げて打っての大活躍をしないと、勝てないですもんね。
あまりにも大谷翔平選手1人の負担が大き過ぎますよね。
アーロン・ジャッジ選手の活躍が凄過ぎる
今ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が空前絶後の活躍をしておりますよね。
7月終了までに42本ホームランを打っており、これはベーブ・ルースの41本を抜いて球団新記録だそうです。
そして、今シーズンはこのままのペースで打ち続ければ、67本になるそうで、これは1961年のロジャー・マリスが記録したア・リーグ記録の61本を超えるペースなんですね。

もう歴史的な活躍をしておりますが、やっぱりニューヨーク・ヤンキースは名門だけあって、選手の層も厚いので、アーロン・ジャッジ選手だけカバーしてもダメなんですよね。
結局勝負せざるを得ないですし、勝負してきたらホームランを打てる実力もあるというわけなんですよね。
現在選手の総合的価値を示すWARは5.8で、投打の両方でこの数値を稼ぐ事ができる大谷翔平選手よりも0.8も上回っているそうです。
選手が揃っていると成績を残しやすい
選手が揃っていると、それだけ成績を残しやすいという事を証明していますよね。
ピッチャーに関しては、打撃陣が点数を取ってくれないと勝ち投手の権利すら得る事ができませんからね。
バッターに関しても、どんなに良いバッターでもボール球をホームランにする事は至難の業ですからね。
ロサンゼルス・エンゼルスは主力は怪我しているし、補強しても活躍しないし、育成もダメらしいので、大谷翔平選手が選手として最も油が乗っている時にチームはボロボロという状況なんですよね。

来年もあまり期待できないのかなと思っております。
ビジネスの観点からはデメリットが多い
ビジネス的な観点から言えば、チームが勝てなくても下記のような事があって売上が上がれば、経営者的には良いのかもしれません。
- 観客が入る
- グッズが売れる
- スポンサーが付いてくれる
ロサンゼルス・エンゼルスのスーパースターであるマイク・トラウト選手が怪我で出場できません。
今、大谷翔平選手がトレードでいなくなれば、下記のような事が起こって、様々な面でデメリットが多いのかもしれませんね。
- 観客が入らなくなる
- グッズの売れ行きも悪くなる
- 日本の企業のスポンサーも撤退する
一部ではオーナーがトレードに否定的という事で、トレードが成立しなかったようですよね。

なので、このような要因も少なからずあったんでしょうね。
今までのような出場の仕方が出来なくなるかも
ただ、大谷翔平選手がロサンゼルス・エンゼルスを離れるという事になると、もしかするとこれまでのような出場の仕方が出来なくなる可能性もあります。
この時期のトレードというのは、弱いチームの主力選手がプレーオフに出れそうなチームに移籍するという事がほとんどなので、エンゼルスから移籍するという事は今よりもチーム成績の良いチームに移籍する事になります。

チーム成績が良いという事は、それなりチームとしての選手起用が上手くいっているという事ですよね。
メジャーリーグでは基本的にはピッチャーは中4日で投げていて、DHは主力選手の守備負担を少なくするために使われる事が多いようです。
大谷翔平選手の現在の起用方法は、ピッチャーでは中5日か中6日、それ以外はDHとして出場しておりますので、強豪のチームに移籍した場合、そのチームとしての選手起用を変える必要性が出てくると思います。

もしくは大谷選手の起用方法も少し変える必要が出てくるかもしれません。
大谷選手のモチベーションが続くかが心配
今まで通りの大谷翔平選手の起用方法を続けるという事であれば、他の先発ピッチャーは中5日にならざるを得ないですし、野手の方もDHを使う事ができなくなるので、それだけ守備の負担がのし掛かります。
特に超一流のピッチャーはイニング数が最も重要視されるので、中4日を中5日か中6日になれば、登板数が減るので、多分譲らないと思います。

イニング数は年俸にも反映されている事が多いと思いますし。
チームとして起用方針を変えないのであれば、大谷翔平選手は中4日で投げたり、他の選手がDHで出場する時は休むか守備に付くしか無くなります。
そもそもこの時期までにチームの成績が良いのに、選手の起用方法を変える事をシーズンの途中にやるのは、ちょっと危険ですよね。
今まで通りの二刀流を続けるのか、ある程度制約を受けてもヒリヒリした9月を過ごしたいのか、この2択は本当に難しいところですよね。

一番良いのはロサンゼルス・エンゼルスが強くなって、ヒリヒリした9月を過ごす事なんですけどね。
でも、これが一番難しいかもしれませんね。
いずれにせよ、今シーズンの残りの試合、大谷翔平選手のモチベーションが続くかどうかが本当に心配ですね。